2009-01-01から1年間の記事一覧

野党のCMは概ね好印象〜政党Jの選挙戦略第三期はネガティブキャンペーンか〜

数日前、あちらこちらのサイトを閲覧していますと、おどろおどろしいネット広告が始まりました。 「政権交代」の文字にヒビが入っていきまして、政権交代しないからこんな無責任なひどい政治になったと言いたいのかと思ったのですが、最後に政党Jの文字が……

民主が前向きな取り調べの可視化に追い風〜菅家さん取り調べ録音テープ存在〜

足利事件で冤罪の被害者である菅家利和さんについて、足利事件とは別の二つの幼女殺害事件の取り調べテープが存在することが明らかとなりました。 取り調べの可視化を云々する以前に、取り調べる側が有利だと思えば、ちゃっかり録音している模様です。 これ…

党首討論で鳩山に軍配〜もはや何を言ってもウソにしか聞こえない政党J責任力大将軍〜

最近はタレントの逃亡が騒ぎとなりましたが、ずいぶん昔には、相手側の親に交際を反対されたタレントが開き直り、「誠意大将軍」のコスプレをして話題になったことがありました。 無責任な政治ばかりを続けてきて「責任力」とは、まさにその「誠意大将軍」を…

A級戦犯合祀に嫌悪感を抱き、以後靖国参拝を中止した昭和天皇

毎年この時期になりますと、ひとつの問題が話題となります。 閣僚の靖国神社参拝です。 個人的には、外交関係に影響を与えることになる閣僚レベルの参拝は立場上すべきではないと思っておりますが、A級戦犯合祀に不快感を抱いて参拝を中止した「国民の象徴…

政権与党の財源問題を財政赤字カウンタで計測

今回の解散・総選挙は、「任期満了選挙」などとよく言われます。 任期満了から逆算して選挙の日程を決めると、ちょうど8月末頃になるというものです。 8月初旬の投開票に与党内で批判が強かった為に8月末まで延ばしたという背景があったとは言え、選挙ま…

長崎市長もオバマ大統領の核廃絶プラハ演説を支持

46年前の今日、6日の広島に続いて、長崎にも原爆が落とされました。 そのたった一度の爆発だけで死者7万人以上、現在までに長崎原爆死没者追悼平和祈念館には約15万人もの犠牲者の方の名簿が登録されています。 長崎で使用された原爆はプルトニウム型…

IAEA設立直後の核査察対象の7割が日本、現在でも4〜5割が日本対象

防衛大綱には含まれていませんが、ごく一部でそのような論調がある核武装については、軍事専門家の方によれば、まずアメリカと対立することになるだろうと。 NPT自体、アメリカとロシアがドイツと日本の核武装を封じ込めるために作ったもので、それは前に…

政党Jの防衛大綱は机上の空理空論ばかり〜見識ある軍事専門家不在と、それを批判しないマスコミ〜

先日、集団的自衛権や敵基地攻撃能力が提言された政党Jの防衛大綱ですが、軍事専門家の方から見ると机上の空理空論ばかりだそうです。 集団的自衛権は、テポドンで騒ぎまくったマスコミと同じレベルです。 仮に北がアメリカに弾道ミサイルを発射する場合、…

道路公団民営化の骨抜きを引っくり返す「高速道路無料化」

民主の「高速道路無料化」に疑問を持つ方がまだいらっしゃるのは、諸外国で高速道路は無料であるという事実が多くの有権者の方に知られていないことが最大の理由だと思います。 まず、その事実を多くの有権者の方に知ってもらうことから、「高速道路無料化」…

政権交代でここまで変わる!〜広島市長がオバマ大統領を支持〜

64回目の広島原爆の日です。 64年前、広島では核兵器により一瞬にして10万人弱もの市民の命が奪われました。 その年の年末までに、死者は14万人に達したとされています。 この兵器の恐ろしい点は、ただの巨大な爆弾ではないところでありまして、その…

非現実的な政党Jのマニフェスト〜10年後の所得100万円増を達成するには、今後毎年平均2%経済成長しなければ無理で事実上不可能〜

民主のマニフェストに対しての財源批判が政党Jから一斉に出た後の、政党Jの後出しマニフェストですが、せっかく後出ししたのに評判が芳しくありません。 最近は「赤字国債も財源」(それを言い出したら各政党の財源問題は全てクリア可能で、政党Jは他党を…

いつもとは違う「終戦の月」

さて、今年も原爆の日・終戦記念日の季節が巡って参りました。 テポドンに関する誤認に基づいたまま集団的自衛権を認めさせようとする動きや、クリントン電撃訪朝などの話も入ってきておりますが、今年がいつもの年と異なり、何よりも様変わりしたことと言え…

政党J・太田、「苦戦の理由は極左マスコミ」

当ブログでは過去に指摘していますが、保守・革新・左翼・右翼・共産・アカなどの言葉は、冷戦期のレッドパージ以降、デタラメな使われ方をされてきました。 この「極左マスコミ」っていうのも、一体何なのでしょうねぇ…。 マスコミの過激的社員が経済体制を…

小沢一郎が岩手4区に決定

先日、「卓球も愛ちゃん、ゴルフも藍ちゃん、選挙も愛ちゃん」という面白いフレーズを耳にしましたが、小沢一郎が岩手4区に決まったことで、東京12区は青木愛で確定したようです。 小沢と大田との大物ガチ対決は見たかったですが、青木愛は小沢の秘蔵っ子…

守秘義務違反の罰則は裁判員だけ、裁判官に罰則なし

またマスコミは肝心なことを取り上げません。 仮に扱ったとしても小さなものです。 「裁判員になると守秘義務がありますよ〜」「違反をすると罰則があります」などと、テレビで聞いたことがある方は多いでしょう。 しかし、裁判官にそんな罰則はないのです。…

経済同友会など民間9団体が自民、公明連立政権を酷評

2日、経済同友会など民間9団体により、自公連立政権の実績が検証されました。 マスコミが「マニフェスト選挙」などと勝手に名前をつけてしまいましたが、それはともかくと致しまして、自公連立政権が政策を変更したり修正したりとマニフェストを軽視したこ…

銀行に預けた金が消えたら行政処分必至〜百年に一度の年金危機〜

経済危機が百年に一度と言われています。それはどうやら1929年の世界恐慌と比較すると怪しいわけですが、年金が消えたり浮いたりというのは相当な危機です。 この問題は、「公約は守らなくても大したことではない」発言よりも、皆さんの記憶に残っている…

政党Jの選挙戦略、第二期へ

政党Jは、この長い選挙戦を四期に分けて攻略するシナリオだそうです。 最初の10日を民主批判、次の10日を政策宣伝期としており、その第二期開始が「守らなくても大したことではない何か」公表の本日に当たるとのこと。 8月は10日頃が第三期、8月1…

スローガンに逆戻りした、政党Jの「守らなくても大したことではない何か」

公約からマニフェストと呼び方が変わったのは、カタカナ語が今っぽいという理由からだけではありません。 具体性がなく、総花的だった選挙公約から、マニフェストと呼ばれる「選挙後に政権を担って何をするのかを具体的に記し、次の選挙の時に検証可能な形に…

30日、各党のマニフェスト出そろって論議開始〜一方、政党Jは前回の「守らなくても大したことではない何か」を自画自賛〜

今回の選挙は「公約は守るものか否か」を問う選挙ですが、前回は「郵政民営化に賛成か反対か」のワンイシュー(ひとつの争点・ひとつの問題)が争点とされました。 そのせいで、政党Jの公約は全て郵政民営化と無理矢理コジツケる珍奇なものに…。 「郵政民営…

民主は「高速道路無料化」を一から分かりやすく宣伝すべき〜ほとんど国民に伝わっておらず、非常にもったいない〜

テレビを「ながら見」していると、山粼養世という方がゲストで喋っておられました。 「高速道路無料化」を提案された方ということで、これまで分からなかった事実が次第に明らかになってきました。 民主は、かなり前の2003年から既に「高速道路無料化」…

これまでの政党Jの政策には財源がなかった為、政府の借金は膨らみ財政破綻寸前に

政党Jは、民主のマニフェストを財源問題で批判しています。 ところが政策に財源がなかった為、政府の借金が膨らみ財政破綻寸前にしたのは、他ならぬ政権与党です。 政党Jは、民主のマニフェストは財源が捻出できないなどと言っていますが、語るに落ちたと…

「公約を守らなくても大したことではない」と言う政党Jによる、民主公約批判をタレ流すマスコミ

またマスコミが与党寄りの偏向報道ばかりを繰り返しています。 実は政党Jは、マニフェストに関して後出しどころではない意地汚い面があります。 多くの方は忙しい日々や毎晩の至福の夢見やらでコロリと忘れているかも知れませんが、政党Jは「公約を守らな…

民主は政党Jの後出しマニフェストに注意

まず、政権与党は今後の政策(マニフェスト)よりも、過去4年…いや、戦後ほぼ独占してきた官主主義政権の総決算が求められるものであることを明確にしておきます。 政党Jは、7月14日解散、8月上旬選挙の予定から一ヶ月弱も選挙を遅らせた上に、マニフ…

東京バス協会、政党Jへの入党あっせん〜長期政権が生む政官の癒着と腐敗構造②〜

政権交代は人心も交代しますし、世代も交代させます。 そしてそれ以上に、長期政権の弊害によるこの事件のような構造を一掃し、政官が馴れ合っていた政治から、民主主義本来のあるべき姿である政治主導に戻すことが目的となります。 東京バス協会が、会員の…

検察審査会に「現政権寄りの姿勢は不当である」と御墨付きを与えられた検察 その2

先月に続いて二度目の検察へのダメ出し、今度は二階の秘書の方です。 少しややこしいですが、この記事は先月と同じものではありません。 二階側に対しての不起訴不当との議決がこれで二回目ということですが、同じ案件ではなく、秘書の方についてのダメ出し…

非核三原則を二原則にする必要は全くない〜1992年以降、アメリカによる核の持ち込みなし〜

アメリカとの密約を元政府高官が認めたことにより、選挙後の政権は現実的対応を…との声も一部で上がっています。 ところが、アメリカによる核の持ち込みは米露の対立が深刻化していた冷戦中のことであり、とっくに艦船からの核は撤去されているということで…

田中康夫、兵庫8区で公明の冬柴とガチ対決

衆院選の目玉の一つに、小沢一郎と田中康夫が、支持母体の創価票が固い公明候補とガチ対決するという話がありました。 それも、大田や冬柴といった代表や重鎮クラスとです。 田中の方はガチ対決が実現するそうで、応援したく思います。 小沢の方もギリギリま…

現政権の過去の行状を検証する選挙

先程、百年に一度の危機の話を書きましたが、百年で思い出しましたが「百年安心の年金」とは何だったのでしょうか?ウソだったらその責任は? また、「一年以内に解決する」と確約された消えた年金も、解決できていないままです。 これは都市部の方々には関…

政党Jに配慮、農水省が鶏卵農家団体に大会中止圧力〜長期政権が生む政官の癒着と腐敗構造〜

例えば政権交代もなく長期政権が続くと、このようなことが起きます。 いわゆる政官業(政官財)の癒着構造ですが、今回は業界(鶏卵農家団体)が大会に野党側も呼んだことから事件が発生。 「政党Jが怒っている」と、農水省が鶏卵農家団体に大会を中止する…