民主は政党Jの後出しマニフェストに注意

まず、政権与党は今後の政策(マニフェスト)よりも、過去4年…いや、戦後ほぼ独占してきた官主主義政権の総決算が求められるものであることを明確にしておきます。


政党Jは、7月14日解散、8月上旬選挙の予定から一ヶ月弱も選挙を遅らせた上に、マニフェストまで後出しにするそうです。
また民主のマニフェストのバクリや、民主のマニフェストの問題点を修正したようなものを出してくるかも知れません。


民主に財源問題を仕掛けるはずですが、バラマキとの声も根強い15兆円の景気対策赤字国債頼みで財源のある話ではなかったことを忘れないで下さい。
また、政党Jは長期政権による官僚との癒着により、民主なら出せる財源も出せないで民主を批判するであろうことも覚えておいて下さい。


じゃんけんもマニフェストも、後出しが有利に決まっています。
民主は政党Jの後出しに対し、あまりに言いがかりがひどい場合は改訂版で批判に答えた方がいいかも知れません。


最後に、「政権交代は手段であって目的ではない」との発言に対しての論評を引用しておきます。


http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/110406

>「政権交代は手段であって目的ではない」と麻生首相は言う。ならば、「自公連立政権の維持」も同様に目的ではなく、手段のはずである。
>政権維持が自己目的化して、そのためにはなりふり構わず、手段を選ばない。そんなご都合主義が自民党をがけっぷちに追い込んだのではないか。
>現政権を維持したら、新たにどんな展望が開けるのか。私たちが知りたいのは、そこである。