福一最高幹部「飛散したプルトニウムは原子炉由来」、NRCの見解と一致


福島原発事故で破損した燃料棒が飛散していた件で、その飛散元について燃料プール説と原子炉説があります。


前者がガンダーセン氏、後者がNRCです。


10月に発売された週刊朝日では、福島第一原発最高幹部が「原子炉から飛び散ったものである」と述べており、これはNRCの見解と一致します。


そして、前述のガンダーセン氏によれば、『もし本当に原子炉の炉心から出たとすると、それはとんでもなく深刻な事態』だということです。


いずれにせよ、3号機の爆発の規模がとてつもなく大きかったことに変わりはありません。




http://ameblo.jp/halo-usaco/entry-10998917117.html
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NRCは3月の時点で、原発から1マイル(1.6キロ)のところまで燃料棒の破片が飛び散っている、と言っています。これが、最初にNRCが言っていたように3号機の使用済み燃料プール由来でないとしたら、この破片はどこから出てきたのか。


ガンダーセン氏によると、NRCはこれらの燃料棒破片は原子炉自体から出た、と考えている、というのです。


氏はこのNRCの見解には同意できない、としていますが、もし本当に原子炉の炉心から出たとすると、それはとんでもなく深刻な事態である、とも言っています。原子炉自体が壊れて中の燃料が吹き飛んだことになるからです。