SS活動家、ついに逮捕される 〜一方で容疑者家族は激怒

ある意味、痛車よりも痛い船体が記憶に新しい反捕鯨団体シー・シェパードの活動家が、ついに逮捕されました。
一方、ピーター・ジェームズ・ベスーン容疑者の家族は怒っている模様です。


http://au.yahoo.com/


http://www.radioaustralia.net.au/asiapac/stories/201003/s2844727.htm
ABC International Radio Australia


この問題は単純ではなく、双方が自分たちに都合のよい報道を内輪で行っているため、相手の主張が分からない事態になっています。
ピーター・ジェームズ・ベスーン容疑者をそのまま帰したのでは、英雄扱いされるのは確実です。


先日、反イルカ漁の映画『ザ・コーヴ』がアカデミー賞を受賞したように、世界では日本の主張が受け入れられていないのが現状です。(イルカも鯨類です)
日本では意外だとしても、「シー・シェパードがあれ程騒ぎを起こしているのだから日本の主張が世界で受け入れられているだろう」などと思うのは、完全な誤りです。


日本人のほとんどはイルカが好きで、浜に打ち上げられたクジラを救出するような、世界的にも普通の感覚を有しているということをピーター・ジェームズ・ベスーン容疑者や『ザ・コーヴ』の鑑賞者に理解してもらわなければ、日本人は野蛮な国民だというイメージを与えたままになってしまいます。



http://www.yahoo.co.jp/
【ほとんどの日本人は鯨類をかわいがり、野蛮とは程遠い】


ところで、『ザ・コーヴ』では、隠し撮りの批判もありましたが、ドキュメンタリーではジャーナリストなどが隠し撮りをする手法は普通でありまして、あのオウムの第七サティアンに忍び込んで撮影を決行し、大仏のハリボテに隠されたプラントを暴露したのも外国人ジャーナリストです。
悲しいことに、日本の記者クラブマスゴミではありません。


アメリカのレストランにも潜入取材していた『ザ・コーヴ』の制作スタッフ。潜入取材は、ドキュメンタリーの分野では珍しくない】


【オウムのサティアン北朝鮮に潜入取材した外国人ジャーナリスト。偉いのは確かだが、ジャーナリズムの姿勢としては当然とも言える】

スクープ撮!

スクープ撮!


【そして、ジャーナリストが本来のジャーナリストたる仕事をすると、お仕置きと称してイジメ、集団ストーカーするサラリーマン記者クラブマスゴミ。まさに、「悪貨は良貨を駆逐する」】