ついに麻生が有権者批判を開始「分かっていない人が多すぎる」

財源のないバラマキ政治で財政赤字を増やし続けている自公政権ですが、経済政策は博打(ばくち)とは異なりまして、博打にハマって金をつぎ込んだ個人が責任を取れば済む話ではありません。


ところがここに、博打をしているのは有権者だという政治家が現れました。


麻生が各社の自公劣勢報道にとうとうキレた形でして、有権者をこのように「上から目線」で批判していては、取れる票も逃げてしまいます。


http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20090825AT3S2502Q25082009.html
>麻生太郎首相は25日、宮城県多賀城市で街頭演説し「政治はばくちじゃない。(民主党に)ちょっとやらせてみようか、というのは違う話だ。全く優先順位が分かっていない人が多すぎる」と、いら立ちを見せた。


さすがにこれはブログでも評判が悪く、「分かっていないのは政党Jの方」などの反応が出ております。


有権者の多くは、「(民主党に)ちょっとやらせてみよう」という程度ではなく、ウソまみれ、既得権益のしがらみでがんじがらめ、財源なしで無駄遣いばかりで財政赤字の肥大化、政権放り投げとたらい回しなど、自公政権の政治に愛想を尽かし、「よりまし」な民主党に交代させようと合理的な判断をしています。


キャラの面白さに熱狂した、ムードだけの前回とは明らかに違います。
前回は結局、痛みを伴っただけの小泉改革の弊害ばかりが残りまして、有権者にはその反省もあるものと思われます。


(文中敬称略)