「民主本部には国旗飾ってあるのか」の時代錯誤

最近はあまり見かけなくなりましたが、昔はよく祝祭日に国旗を飾っている御家庭がありました。
現在は旗立て台そのものがない民家も多いことと思います。


選挙戦ということで民主批判の多い首相ですが、昨日は「民主本部には国旗飾ってあるのか」とよく分からない批判が飛び出しています。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090816-00000535-san-pol
>麻生太郎首相は16日午前、遊説先の山梨県大月市内で街頭演説し、「民主党の党本部に国旗が飾ってあるか、党大会で飾ってあるのか。ぜひ聞いてみたい」と述べた。


民主の党本部や党大会で国旗を飾ってないとして・・・・・・それがどうしたの?と言いたくなる批判です。
学校を含む役所主催の行事や、各国で争うスポーツなどでは国旗を見かけますが、政党の本部や大会に飾るのは党旗だけで十分ではないでしょうか。


「飾ってあるのか」などと、飾ってないと非国民のような言い方は時代錯誤そのものでして、むしろ政党Jの党本部や党大会で国旗が見られるとすればあたかも役所主催の行事のようでありまして、ああ、やはり政官一体の党なのだなという思いが致します。


国旗云々の批判が出るような背景には日教組批判も隠れていると思いますが、簡単な漢字が読めなかったり、「責任力」などという変な造語を使ってみたり(それも無責任な政治を続けてきながら…)という姿勢の方が国旗の問題よりも教育にはよろしくないのではないでしょうか。


今回の選挙戦では、いつもの選挙よりも労組や日教組批判が目立つのも特徴ですが、仮に会社からニラまれないように組合活動をしていなくとも国民の圧倒的大多数が労働者でありまして、政党Jが優遇する資産家や経営者はごく一握りに過ぎません。
労働問題に詳しいそれらの組合の批判が政党Jに有利になるとも思えないのですが…。


http://knowledge.livedoor.com/41870
>「責任力」って、何?辞書に載ってない。麻生さんの言う「責任力」の意味合いがいまひとつ、わからないのです。


http://blog.dandoweb.com/?eid=71541
>自民党マニフェストの前面に出して強調した造語「責任力」は、最初の日に210件のブログ記事が書かれたのを最高に、その後は減る一方で8日には17件の記事で取り上げられたにすぎません。既に忘れられつつあります。



責任は、有権者の手で自公に取らせましょう!!