マスコミは犯人を事前に知っていた〜国民の知る権利に応えず

【10日の数日前に機密漏洩犯がマスコミに把握されていたことを示す新聞記事。マスコミは、「sengoku38と名乗る流出犯は何者なのか」という国民の声を無視していながら、「海上保安官は知る権利に応えた」というテロの助長にもつながりかねない意見を垂れ流しています】


【今週号のAERAの広告。マスコミの間では読売がスクープを取ったことに緘口令が敷かれていたのか、犯人を「男」だと皮肉っぽくほのめかしています】


【行政のトップとしての自覚がある橋下知事に対し、行政の長としてあるまじき発言を繰り返す石原都知事。「海保の職員の多くが見られたのだから機密ではない」との意見もありますが、検察と海保の職員しか目にできなかったから国民が見られなかったわけでして、機密は保持されていたと言えます。「モリで突いた」などの外交関係を損なう売国的な酷いガセネタを流布しながら、「ガセが出るのは公開しないからだ」というのは、旧体制の自作自演の言い分です。「その職に就く職員が見られれば公開してもよい」のであれば、情報はダダ漏れになってしまいます。他の海上保安官が犯人と同じ行動を取らなかったのが何より機密と考えられていた証拠ですし、「悪いとは思っていない」と開き直っているテロリストのハンドルネームがsengoku38で、こそこそとネットカフェからアップしていたこと自体、流出が政治的テロであり、悪いことだという認識があったからでしょう】
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4574384.html
尖閣映像「独断公開」、賛否の声相次ぐ

 「何で愛国者を逮捕する必要があるのか。隠すのが間違えている」(東京都・石原慎太郎知事)

 「政治家が判断したことに関して公務員が大きな判断をするということを許してしまったら、政治行政が回らなくなる」(大阪府橋下徹知事)


YouTubeを活用していた第5管区海上保安本部。仮に犯人に国家機密であるとの認識がなかったのであれば、ネットカフェからこそこそと投稿せず、単なる動画のひとつとして普通に職場からアップすればよかったのではないでしょうか】
http://www.j-cast.com/2010/11/10080508.html
ビデオ投稿海上保安官が所属 5管本部は「ユーチューブ」に慣れていた

YouTube(ユーチューブ)に流出した尖閣ビデオについて、海上保安庁の男性職員が2010年11月10日、「自分がやった」と告白したが、職員が所属する第5管区海上保安本部(神戸市)では、PRイベントの様子のほか、実際の救助シーンも公開、ユーチューブを積極的に広報活動に採用していた。

5管本部は日本海側を除く、兵庫、大阪、和歌山、徳島、高知の各府県の沿岸地域を管轄。海上保安庁としては珍しく、ユーチューブに公式チャンネルを持っている。


【荒唐無稽なネットのガセネタを流布して外交関係を損なう売国奴知事の発言と、そのガセネタを否定する海保】
http://www.asyura2.com/10/senkyo99/msg/254.html
海保は否定 「海保乗員モリで突かれた」の仰天騒動 “こんな男は相手にしない方がいい ”

http://gendai.net/articles/view/syakai/127375 
2010年11月10日 掲載

海保は否定「海保乗員モリで突かれた」の仰天騒動 
怪しい“証拠画像”までネット上に登場


●元凶は石原知事のTV発言

「海に落ちた海上保安庁の乗員を中国漁船の船員がモリで突いた」――。過熱する尖閣問題をめぐり、こんな“怪情報”が独り歩きしている。
 事の発端は、石原慎太郎都知事(78)のテレビ発言だった。先月24日、フジテレビ「新報道2001」に出演した知事は、「側聞だが」と断りながら、「日本の巡視船の乗組員が何かの弾みに落ちたのを、中国漁船の漁師がモリで突いたんだって」と、したり顔でペラペラ。司会者が慌てて話を打ち切ったが、その後も“側聞”はアチコチに広がり続けた。
 7日には読売テレビ、8日にはテレビ朝日の情報番組で、ゲスト出演したジャーナリストや評論家が「海保隊員が海に落ちたのをモリで突いた」との伝聞を紹介した。
 ついには、ネット上に真偽不明の“証拠写真”まで登場する始末。もっとも、これには外務省関係者が呆れて言う。
「ネット上にアップされた問題の画像は、つなぎを着た漁師がモリのようなもので“何か”を突いている写真です。不鮮明ですが、目を凝らして見ると、後ろで別の漁師がタモ(網)を構えている。モリが刺さっているのも人ではなく、マグロに見えますね。これは完全にニセ物でしょう」
 それでもネット上の嫌中派は「許せない」「どういうことだ」と息巻いているのである。本当に海保隊員はモリで突かれたのか。海上保安庁広報室は、こう答えた。
「そんな話は聞いていません。事実であれば事故の当時に話が上がってきていたはず。つまり、隊員がモリで突かれた事実はなかったということです」(担当者)
 もちろん、流出した44分間のビデオ映像以外の部分はいまだ謎だが、未確認情報を裏も取らずに、公共の電波で軽々しく発言する知事の軽率さは度しがたい。石原知事は8日の定例会見でも、「(データが)出た場所をよく考えてみなさい。あれは日本じゃないよ」と根拠もなく“海外流出説”を披露した。都知事選4選出馬の人気取りパフォーマンスかどうか知らないが、こんな男は相手にしない方がいい。