マスゴミが報じない魚雷事件当日の米韓合同演習、そして米軍の抑止力のなさの証明

魚雷による韓国の軍艦沈没事件でマスゴミが賑わっています。


数週間前、田岡が船体の折れ方と水深の浅さから、横ではなく下からの衝撃と判断し、機雷説を唱えた上で、魚雷の可能性にも触れていました。
魚雷の場合、感応魚雷と呼ばれる磁気等に反応するタイプのもので、技術的にも第二次大戦からあるもので古くはないとのことでした。


今のところ、その感応魚雷による北朝鮮の攻撃だと韓国側は調査結果を出しています。
北朝鮮はでっち上げだと否定していますが、それが事実だとすると、「輸出した魚雷か盗難された魚雷による第三国の攻撃」や、「北朝鮮製の魚雷の残骸は沈没以前から海底にあった」ということが可能性としてなくはありません。


しかし、韓国側の発表からすると、状況からはでっち上げとはあまり考えにくいので、意図的か事故かによる北朝鮮の攻撃でしょう。


ところがもうひとつ、マスゴミが伝えたがらない要素があります。
これも田岡が言っていましたが、韓国の軍艦沈没当日は、米韓合同軍事演習が行われていたのです。




これが何を意味しているかというと、米韓合同軍事演習を行っている真っ最中に北朝鮮が二ヶ国相手に魚雷をブチ込んだということになります。


ここで、普天間移転問題で政党Jの石破などの抑止論を思い出してください。
あたかも米軍がいると、北朝鮮が攻撃してこないような言い方をしています。


ところが、相手が軍事戦略的に論理も理屈も考えていなければ抑止力にはならないのです。
米ソは冷戦期に本土間の戦争をしませんでしたが、それも軍事戦略的な計算あってのことです。


韓国と北朝鮮朝鮮戦争の休戦状態にあり、現在でも度々交戦状態になります。
今回の問題でも、北朝鮮の物言いは今にも休戦協定を破棄して戦争を巻き起こしそうな勢いです。
普天間基地は、韓国にでも移転すればよいのではないでしょうか。


抑止力がない上に、基地は標的となります。
その証拠に、普天間の移設問題でアメリカは「杭打ち方式ではテロやミサイル攻撃に耐えられない」と馬脚を露わしていますし、当事国がそう言っているのですから、基地が標的となる何よりの証拠です。
実際、今回の魚雷事件では米軍が抑止力とならなかった上に、米韓合同軍事演習に向けてまで魚雷が打ち込まれています。



鳩山も、防衛官僚や外務官僚の抑止力論に騙されて政党Jの利権維持の片棒を担ぐのはやめてほしいところです。


(文中敬称略)