シュワブ陸上案はワースト−官房長官案が無理な五つの理由

今週発売されるAERA2010年3月8日号で、『シュワブ陸上案はワースト』との記事が掲載されるそうです。


http://excite.co.jp/News/magazine/MAG18/20100301/143/


発売前なので理由の5つが何かは具体的には分かりませんが、地上波ではないテレビによれば、執筆者である田岡の発言から次のような理由が挙げられそうです。


・赤土による土壌や河川の環境面で既にアメリカが反対した案である
・米軍の射撃演習場として使えなくなる
環境アセスメントをやり直すことになり、そうなると工事着手までに数年もかかる
・離着陸ルート上に辺野古地区があり、住民が移転しなければならない
オスプレイ配備を想定に入れていない
・実現不可能な案なので民主政権が崩壊する


田岡によれば、基地を新しく作る必要がない、知事の了承を得る必要もないというシュワブ陸上案のメリットは佐世保にも該当し、佐世保の方が現実的だということです。
実際、官僚等は何故あのような実現不可能な案を検討しているのか首をかしげているそうです。


そう述べた上で、シュワブ陸上案は民主政権を快く思わない官僚の一部が、わざと実現できないような案を上程しているのではないかとも語っていました。
ちょうど、細川の時の国民福祉税ですね。


また、普天間基地移転に関するゼネコン利権については、守屋武昌事務次官も認めているとの情報もありました。



それと、テレビの話題ついでに書きますが、先週、上杉隆が元産経の花岡信昭と対論していまして、「捜査官しか知らない情報が新聞に載っているのは、明らかにリークしかありえないのではないか」、「リークがないなら盗聴器でも仕掛けているのか」などとツッコミを入れていましたが、花岡はのらりくらり。


そして、「記者クラブの人間だからといって、危険思想を持っていないとは限らない」と上杉が話したところで、花岡は「マスコミの人間は国が審査している」とポロリ。
上杉が、「マスコミの採用に国が関与しているというのは聞き捨てならない」と追及しようとすると、今度は花岡は「いや、これは大きな声では言えない」などと、また逃げの姿勢に。


この、国の審査云々の話は、一体何だったのでしょうか。
上杉の持論を潰したり、意味ありげなことを言ってリークに関する話題の追及を誤魔化すブラフにも聞こえます。
大企業や公務員の採用に於ける興信所利用の話は、本か何かで読んだ記憶はありますが…。


(文中敬称略)