足利事件の教訓生かされず 〜白を黒と言いくるめるマスゴミが選挙結果を左右する事態に突入

事前の予想通り、長崎知事選で野党系の候補に当確が出されました。
突然のように「小沢周辺に疑惑がある」などと強制捜査が入り、その疑惑の裏付けが取れず不起訴になったにも関わらず、ほとんど犯人扱いされるという展開は昨年同様です。


昨年と異なるのは、「麻生はあの時に解散しておくべきだった」と後に言われることとなったような時期に、今年は長崎知事選があったことです。
昨年も選挙の時期によっては、総選挙の結果も変わっていたかも知れません。



ところで、先日の小沢不起訴後の新聞で、「不起訴を意外だと思われた国民が多いのではないか」と書かれていて不可解だった記憶があります。
筆者が得ていた情報では、「そもそも検察の無理筋捜査」、「野党で権限もなく贈収賄の立件は無理」、「昨年に続いて、逮捕するような案件ではない容疑での逮捕で異例の捜査だ」など、不起訴が当然と思われるものばかりでした。


ところが新聞には、前述のように「不起訴を意外だと思われた国民が多いのではないか」などと書かれています。
これは何だろうと思っていたのですが、不起訴後に気づいたところでは、地上波テレビによる異常な小沢叩きがあったということです。


不起訴になる直前など、「起訴が確実」などという荒唐無稽な憶測がテレビで流されまくり、世論が「起訴は当然」と思い込むように仕向けられていました。
これでは、不起訴になると不満に思うように国民が操作されたようなものです。
しかも、疑惑があると騒いでいた案件に裏付けが取れなかったから不起訴になったというのに、不起訴になった後もワイドショーやバラエティー番組で小沢を犯人扱いするような悪評工作が続けられていたのです。
不起訴が不満であれば検察を叩きまくるのが筋ですが、記者クラブ制度の既得権を維持したいマスゴミは検察の批判はしません。
「疑惑があるとされていたものの、調べたところ起訴するだけの裏付けのない人」を叩きまくるのです。


このような、白を黒とするようなガセネタに踊らされていれば、それは「不起訴を意外だと思われた国民が多いのではないか」となるでしょう。


マスゴミ足利事件について報道して「慎重な報道が求められる」と反省したフリをする一方、現在進行形で悪評工作を続けており、足利事件の教訓が生かされる生かされない以前に、それを無視する形で確信犯的に虚偽報道を繰り返しています。
そして、そのガセネタが選挙結果を左右するするまでに事態は悪化しています。


まさに、当ブログで指摘した懸念が現実のものとなりつつあります。
テレビの捏造報道による世論操作が規制できないのであれば、私たち自身がメディア・リテラシーを身につけるしかありませんが、現状では数十年単位の計画で国民の教育が必要となるでしょう。


過去記事より

http://d.hatena.ne.jp/shuusuto_koukaZERO/20091225/p1
2009-12-25
相変わらず政党J寄りのマスゴミ 〜J官業マスゴミの抵抗シナリオ


このようなマスゴミ偏向報道から、今後のJ官業マスゴミの抵抗シナリオが予想されます。


・日米関係を悪化させるような根拠のない誤った報道をしまくり、外交関係や連立を軋ませる


・政党J寄りの官僚が官邸周辺に民主に不利となるような入れ知恵を行い、細川退陣の二の舞を狙う


参院選まで政党Jに有利な偏向報道を続け、政党Jに過半数を占めさせ、「ねじれだ、ねじれだ」と騒ぎまくり政党J政権奪還を画策する(ちなみに民主主義国家で上院と下院で主導権を握る政党が異なるのは正常で健全なことでして、「ねじれ」などというイメージの悪い言葉は使いません)


(文中敬称略)