田村内閣府政務官 「石川容疑者逮捕は検察の勇み足」

田村内閣府政務官も、『石川知裕容疑者が逮捕されたことについて「そこまで検察はやるのかなと。勇み足というのが第一印象だった」と述べた』『記者団に「いきなり逮捕というのは、今までの検察が通常、踏んでいるステップからすると性急すぎるのではないかという意見は、党内に限らず法曹界にもある」と強調した』ということで、今回の検察の捜査手法が異例であると述べています。


検察の「勇み足」=石川容疑者逮捕で田村内閣府政務官
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&rel=j7&k=2010012100795


昨年は解散総選挙が間近と言われていた時期、今年は国会開会前と、政局に影響がある時期に検察の「異例な動き」があることになります。


今年は夏に参院選があることもあり、リークに始まった検察・マスゴミ旧体制の民主に対する悪評工作が影響を及ぼすことは確実でして、それを狙っているとしか考えられません。
検査の捜査が異例になる理由は、ここにあるのではないでしょうか。


マスゴミも、権力の監視役だとばかりに民主には悪評を仕掛けていながら、同じく権力である検察には、リークの守秘義務違反を追及せずに犬のようですが、ごく一部とはいえ若干反省も見られるようです。


参院選への影響を懸念=小沢氏団体の事件で−古賀連合会長
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&rel=j7&k=2010012100818


検察は更に、参考人としての聴取ではなく、黙秘権を告げた上での「被疑者聴取」も検討しているということですが、不記載とか虚偽記載とか裏金とか何の嫌疑か不明確な中、何故そんなことになるのかよく分かりません。
検察側にとって決定的な証拠が出てこないため、よりイメージを悪化させる戦法に切り替えたのでしょうか。


小沢氏、23日に聴取=「被疑者」も検討−4億円の説明求める・東京地検
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100121-00000178-jij-soci


ところで、本日も足利事件再審公判が行われましたが、取り調べの録音テープが再生され、『再生テープによると、足利事件と別の女児殺害事件2件(未解決)について、「本当に君がやったのかそこを聞きたい」と森川元検事から問われ、菅家さんは一転して「やってません」と震える声で答え、3事件を否認。県警が逮捕前日に任意同行した時の出来事を中心に10分ほど詳細に語った後、「警察で夜遅くまで調べられまして。全然認めてくれないんですよ。このままやってないと言うと、殴るけるとかされるんじゃないかと」と声を詰まらせた』と、警察が聞く耳を持たなかった理不尽さが語られています。


検察や警察はストーリーを勝手にでっち上げて、そのストーリーに当てはめて誘導尋問してくるとも言われており、被害者の菅家利和さんも「検察や警察は許せない」と怒り心頭です。
志布志事件でも同様です。
いずれにせよ、捜査の可視化が求められることは言うまでもありません。


震える声「やってません」=「自白」撤回のテープ再生−足利事件再審公判・宇都宮
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2010012100815


捜査可視化、賛同相次ぐ=小沢氏系グループ会合
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&rel=j7&k=2010012100923


(文中敬称略)