ついに国家公安委員長までが「特捜部も説明責任」「何を考えて(逮捕状を)執行したのかよく分からない」

昨年に続いて、今回も検察の動きに疑問が広がっています。
国家公安委員長までが、異例の捜査手法が疑問視されている検察にも説明責任があると述べました。


国家公安委員長としては異例なものですが、石川議員の逮捕理由が逮捕するまでのことではないと言われている捜査手法がそもそも異例であり、それを説明するにあたって異例な発言になることは仕方がなかったものと思われます。



また、マスゴミからは変化球が飛んできまして、「一読者として見るならば」という形で、『読者として多くの記事を読む限り、正直言って「これはいったい、なんだ」という感じも抱いてきた』『当事者が捜査当局に供述したとされる内容が報じられたりしている。ということは、当事者が取材記者に話したか、あるいは当局が記者にリークしたのではないか』『結果的に当局の情報操作に手を貸す結果になっているとしたら、それもまた見逃せないのだ』という論説が出されました。
ジェラルド・カーティスのような外国人に書かせる以外にも、こんな手があったのかと思わせるパターンです。


内容的には文句のつけようのない論評でして、「まさにその通り」という本音が書かれていますが、自分たちの報道姿勢について書いているのに、どうも他人事という辺りがマスゴミっぽい感じを残しています。


http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2010011802000087.html


しかし、他人事のように見える論説とはいえ、「リークが当局の情報操作に手を貸す結果になっている」ということは多くの識者などが指摘している紛れもない事実でありまして、マスゴミが本当にリークを批判するのであれば、もう少し踏み込んで守秘義務違反として犯罪性にまで言及すべきではないでしょうか。



(文中敬称略)