民主は政党Jの協力なんか受けないでください

まだ開票結果は出ていませんが、出口調査による予測では政権交代が確実とされています。
50年以上続いてきた長期独裁政権の崩壊でして、まさに歴史的選挙となりました。


そこでちらほらと出てきたのが、政党Jの議員による「民主への協力」という話です。


節操がないですから、投開票日から早速そういうことを言うのはやめてもらいたいです。


民主と旧野党で数は足りています。


大体、「民主=社会主義」、「都政が混乱しているのは民主のせい」、「民主が勝つと北海道庁赤旗が立つ」、などのガセネタを謀略文書まで作って組織的に流しまくっておいて、よく協力とか言えますね。


まず、民主は社会主義ではありません。
都政が混乱しているのは、自公が駄々をこねているからです。
「民主が勝つと北海道庁赤旗が立つ」などというバカネタは、40年前の美濃部都政下でのガセネタでして、その共産系の美濃部都政下でさえ、都庁に赤旗を立てるなどという珍事は起きておりません。


政党Jは、いつまで冷戦期のネタを引っ張るつもりなのでしょう…?


http://ameblo.jp/minshushugi/archive1-200809.html
>40年ほど前に東京都知事選挙で社会、共産推薦の美濃部
亮吉(どこかの教授だった)氏が選挙に出たときに自民党
美濃部氏が都知事になったら都庁に赤旗が立つ、と言って
選挙をしてました。この頃の自民党の感覚と中山成彬氏は
同じなのでしょう。結局美濃部氏が勝ちましたが都庁に赤旗
は立ちませんでした。



麻生の、「来週解散予約」でツバをつけ、選挙日を8月上旬から8月末にする策略に嫌気がさして始めた当ブログの「選挙モードで連日更新」ですが、国民の大多数の思いも同じだったようです。


さて、小沢チルドレン小泉チルドレンと違い、元秘書や薬害原告団の団長など精鋭ぞろいでして、「郵政民営化賛成、郵政民営化賛成」ばかりを一つ覚えのように繰り返していた連中とは違います。


それと、今後出てくるかもしれない「政界再編論」は、政党J生き残りの罠です。
自公が政策は異なりながらも、また内紛やら色々ありながらも4年間まとまっていたように、民主・旧野党政権も今後4年間まとまっていて欲しいです。


これまで野党をスルーして強行採決を繰り返してきた自公など、目に入れる必要はないと思います。
自公にすり寄ると、国民の目には裏切りと映るのではないでしょうか。


また、公明票は、組織を弱らせる原因となることが政党Jの教訓により分かりましたから、公明票の誘惑に手を出すと政党Jの二の舞になることは確実です。


とにもかくにも、政権交代が実現しそうでよかったです。


(文中敬称略)