政党Jを本当にブッ壊せるのは、政党J党員の小泉ではなく有権者だけ〜小泉踊りにつられて踊って政党J焼け太りの前回選挙〜
みなさんは郵政民営化に興味はありましたか?
恐らく、小泉が同じ党の候補者に刺客を立てたり、「政党Jをブッ壊す」とか言ったりしているのが面白く、小泉が改革の本丸とまで言うのだから、「郵政民営化はすごいのかも知れない」と漠然と思っていただけではないでしょうか。
では実態はどうだったかと言うと、小泉の公約とは裏腹に、郵政民営化は改革の本丸でも何でもありませんでした。
よく考えれば、「郵政民営化が、経済や外交や社会保障、安保や教育、あらゆる政治課題を良くする」などという4年前のマニフェストは、実にバカバカしいものです。
そんな、「郵政民営化で全部うまくいった」などという実績は全くありませんで、経済はガタガタ、北朝鮮外交では他国に遅れを取り、消えた年金でボロボロの社会保障問題は未だ解決しておらず、税金の無駄遣いで財政赤字は肥大化しており、全部うまくいくどころか全部ダメになっています。
みなさん、郵政民営化で生活はよくなっていますか?
さっぱりでしょう?
それでいて、政党Jは森政権の火ダルマ状態から一転、ブクブクに焼け太ってしまいました。
小泉の公約である、「政党Jをブッ壊す」どころではありません。
小泉は国民目線での改革者などではなく、「有権者は寝ていてくれればいい」などと民主主義の根幹を否定する本音を漏らして反発を買い、死に体となっていた森政権の後任として、政党Jを一時的に盛り上げるためのカンフル剤でしかなかったようです。
ちなみに森の「神の国」発言は、実は政党Jの支持母体のひとつである遺族会からも「言いすぎだ」と不評でした。
政権を二度も放り投げては、たらい回しをする。
とてもではありませんが、政権担当能力がある政党のすることではありません。
いまこそ、無責任な自公政権に審判を下すときです。
雨が降っても風が吹いても選挙に行きましょう!
でないと、「有権者は寝ていてくれればいい」などと言うような、アフガニスタン大統領選で選挙妨害をしまくって投票率を下げようとしていたテロリストと同レベルの民主主義否定勢力の思う壺です。
(文中敬称略)