一週間後の今頃には大勢が判明〜民主・野党支持の方々は、政党Jの胸を借りるチャレンジャー精神を忘れずに〜


あと一週間です。
昨年の秋、月刊誌『文藝春秋』で「国会冒頭解散をする」と明記していた首相が延ばしに延ばしてきた選挙ですが、一週間後の今頃には大勢が判明していることになります。




この間、解散憶測報道に振り回されてこられた民主・野党支持の方々、お疲れさまです。
あともう少しです。


マスコミは民主優勢と伝えていますが、これまでもマスコミは与党寄りの報道が多かったことから、結果はまだ分かりません。
アナウンス効果と言われる、圧勝とされる側の気の緩みや、「勝っているなら自分ぐらい入れなくても構わないだろう」という有権者の心理には要注意でして、ぬか喜びは禁物です。


民主・野党支持の方々は、政党Jの胸を借りるチャレンジャー精神を忘れずに、守りを固めながらも、票の上積みを狙う積極的な有権者への訴えを忘れずにがんばってください。
接戦区はまだまだありまして、票の上積みや逆転が狙える選挙区もあります。


それにしましても、政党J内の内紛で「コップの中の争い」とも言われた4年前の選挙とは隔世の感があります。
与党内での政権たらい回しや、与党内の内紛ばかりだった選挙から、この国も政権交代が当たり前である健全な民主主義になりつつあるからです。


ごく僅かの例外期を除いて、50年以上も政党Jや政党Jを中核とした政権が与党に居座っているなど、未だ民主主義の発展途上の初期状態であります。
この選挙を期に、「失政の責任は別の政党に政権を代えることで取らせる」ということをデフォルトに致しませんと、今後も失政後に同じ政党が失政を繰り返すループ状態が繰り返されることになります。


特に若い有権者の方々には、ベルリンの壁崩壊とも言える、この歴史的な選挙に関心を持っていただきたく思います。